ローマでスポーツディレクターを務めるモンチ氏は、クラブが獲得に関心を示しているレスター・シティ所属のMFリヤド・マフレズの去就について『 状況は変わっていない 』と言及した。
これまで、2度にわたりレスター側と交渉を進めてきたローマ。
だが、いずれのオファーもレスターは首を縦に振ることはなかった。
選手本人は、今夏にステップアップできるクラブへの移籍を望んでおり、ローマのプロジェクトに魅力を感じていると伝えられている。
すでに3500万ユーロという高待遇のオファーを提示したローマ。
だが、このオファーもレスター側は首を縦に振ることはなかった。
交渉の全権を握っているのがモンチSDだ。
交渉が難航していることを明らかにしたモンチ氏は次のようなコメントを残した。
「 マフレズに関する状況は変わっていない 」
「 マフレズなのか、他のどの選手が来るのはわからない。誰が来るにせよ、その選手は“ ビッグプレイヤー ”であるはずだ。すでに素晴らしいスカッドがある。そこにクオリティーをもたらすことができる選手だ 」
まさしく、プレミアリーグで大きく成長し多くのビッククラブから関心が集められているマフレズがローマにとって理想の人材だろう。
ローマにとって、唯一の救いは選手本人がローマ遺跡を前向きに検討している点か?
果たして、レスター退団を求めるマフレズ。ローマから十分すぎるほどの移籍金を提示されており、一方でマンチェスター・シティからFWケレチ・イヘアナチョを2500万ユーロという破格の条件で獲得している。
FFPの存在を無視することはできず、マフレズ売却でこの穴埋めを画策するのは既定路線。
高値での売却が望めるマフレズを肝がんには手花サイといのがクラブの基本理念。
だが、最終的にローマがマフレズを競り落とすような気がするのは筆者だけへではないはずだ。