ラツィオ所属のFWケイタ・バルデ・ディアオ。今夏の移籍市場でユヴェントス移籍が噂されてきた。
現時点で、ユヴェントスはケイタ獲得に1500~2000万ユーロのオファーを提示したとのこと。
だが、ラツィオ側は3000万ユーロの条件を求めており、両クラブの間には大きな開きがあることは間違いない事実だ。
バルセロナ下部組織出身の優良選手の一人であるケイタ獲得は、ユヴェントスにとってプライオリティを置いている一つのオペレーションであることは間違いない。
しかし、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタCEOは、ラツィオとの移籍交渉が円満に進んでいない現状を危惧し、次のようなコメントを残している。
「 我々はラツィオのクラウディオ・ロティーと会長に対して公式なオファーを提示した。ただ彼は戦術的な決断( オファーを拒否 )を下したため、我々は撤退することにした 」
ケイタとラツィオの関係性は、すでに悪化の一途を辿っている。
修復不可能な状況に追い込まれている。ラツィオとケイタの現行契約は2018年に満了を迎えるが、ラツィオ側に契約延長の意志はない。
今季終了後にフリートランスファーで新天地を求めることは可能。
このままケイタがラツィオに残留することとなれば、1年間ベンチを温める日々が続くこととなるだろう。
ユヴェントスが移籍交渉から撤退した今、ケイタが悔いを改めクラブ側との関係を修復するよう尽力しなければ、悪夢のシーズンを過ごすこととなるだろう。