バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ。今夏の移籍市場でユヴェントスがウムティティ獲得に興味を示しているようだ。
ユヴェントス
バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ争奪戦参戦へhttps://t.co/v5oNVYRZAS— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 15, 2019
今夏の移籍市場でバルセロナ退団が噂されるウムティティ。
プレミアリーグ挑戦が噂されているが、ここにきてユヴェントスが争奪戦に参戦する用意を進めているという。
2016年夏、リヨンからバルセロナへ移籍したウムティティは加入初年度からクラブの主力に定着。
昨季までバルセロナの最終ラインの主軸として大きなパフォーマンスを披露してきた。
だが、昨年開催されたロシア・ワールドカップにフランス代表として出場し、その後の負傷の影響などもあり今季リーグ戦での出場は11試合のみと精彩を欠いている。
昨年夏の移籍市場でセビージャから獲得したDFクラマン・ラングレがチームにフィットしたことでCBの序列も低下。
さらに追い打ちをかけるように、クラブが今夏の移籍市場でアヤックス所属のDFマタイス・デ・リフト獲得を目論み、交渉成立でウムティティの出場機会はさらに減少することが予想される。
バルセロナは、当初から今夏の補強資金捻出のためにウムティティ売却を検討。
クラブが納得できるオファーが届けば、売却に動くと盛んに報じられていたこともあり、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティなどプレミア方面から熱い視線が送られてきたのは事実。
選手本人もプレミアリーグ挑戦の意欲を隠しておらず、今夏の移籍は既成事実として報じられてきた。
だが、ここに割って入ろうとしているのがユヴェントスだ。
先日、DFアンドレア・バルザーリが今季限りでの引退を表明したことで、今夏にCBの補強が急務となった。
レオナルド・ボヌッチ、ジョルジ・キエッリーニ等で構築する最終ラインは強固なものの、高齢化が最大の懸案。
クラブは、世代交代を視野に入れていたところにウムティティがリストアップされたようだ。
とはいえ、獲得交渉は容易ではない。
バルセロナは、ウムティティ売却に8000万ユーロの移籍金を要求する姿勢。
ASローマ所属のDFコスタス・マノラス獲得に関心を示していたユヴェントスだが、年齢や実力を考えるとウムティティがベストな選択だろう。
問題は、バルセロナが要求する高額な移籍金だ。
潤沢な資金力を持つプレミアリーグのクラブが争奪戦の相手となるだけに、減額交渉は簡単ではなく今後の動きに注目が集まるところだ。