ユヴェントスが、マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアントニー・マルシャル獲得を検討しているようだ。
セリエA王座奪還を狙うユヴェントスは、今夏にMFポール・ポグバやFWアンヘル・ディ・マリアといった実力者をフリーで獲得し戦力を大幅にアップさせた。
ただ、昨季レンタル契約で在籍していたFWアルバロ・モラタの買取オプション行使を見送ったことでFWドゥシャン・ヴラホヴィッチとローテーションできる選手が不在となり、新たなFWを探しているという。
そこで浮上したのが、ユナイテッドでポジションを失いつつあるマルシャルだという。
当初は、モラタ獲得に向けた再交渉が行われていた。
アトレティコへ復帰したモラタだが、ディエゴ・シメオネ監督との不仲は有名で今夏に再びマーケットへ出回ることは確実。
モラタ自身、勝手を知ったるユヴェントスへの復帰を目論んでおり、移籍実現に向け交渉を続けてきた。
しかし、アトレティコの要求額はユヴェントスが用意した条件よりも高く、あまりにもハードルが高い。
再レンタルも含めモラタ復帰に向けあらゆる可能性を模索したものの、結論は『 非常に厳しい 』というもの。
ユヴェントスは、モラタ獲得交渉から撤退し、新たなターゲットを模索している。
報道によると、ユヴェントスは前述通りマルシャルを新たにリストアップ。
マルシャルは複数のポジションでプレーすることができる高いポリバレント性を有する選手。
クラブを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督もマルシャルを高く評価している模様で、今夏の獲得実現に向け交渉を続けているという。
金銭面での課題をクリアする必要はあるが、マルシャル獲得が実現すれば前線に大きなプラスアルファを生み出すことになるだろう。
負傷から復帰したばかりのFWフェデリコ・キエーザの負担軽減、ヴラホヴィッチの代役など起用方法は多岐にわたる。
プレミアリーグで切磋琢磨し有するポテンシャルは高いものがあり、スタメンの座を勝ち取る可能性も十分に考えられる。
ユナイテッドは現在プレシーズンの真っ最中だが、このプレシーズンで好調を維持するマルシャル。
この好調は、ユヴェントスに良い形に映っている事は間違いないが、移籍実現となるか注目が集まる。
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マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアントニー・マルシャル獲得を検討https://t.co/yHRrXAYYtH— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 25, 2022