バルセロナ所属のMFアンドレ・ゴメス。今夏の移籍市場でA・ゴメス獲得に動いていたユヴェントスが、今冬の移籍市場で再び獲得すべくオファーを用意しているようだ。
報道によると、ユヴェントスでテクニカルディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏が、A・ゴメスを高く評価。
中盤の世代交代が押し寄せているユヴェントスにとって、同氏はA・ゴメスが理想的な人材であると考えているようだ。
今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンからレンタル契約で獲得したMFドウグラス・コスタが、本来のパフォーマンスを披露することができていないのが現状。
パリ・サンジェルマンから獲得したMFフレディ・マテュイディが好調をキープしているものの、昨季まで主力を務めたミラレム・ピアニッチやサミ・ケディラといった面々が負傷を繰り返し、レギュラーを固めることができてない。
今季、開幕から不安定な戦いに終始しており、リーグ第8節を終了した時点で3位に位置している。
すでにケディラが今季終了後に退団を示唆しており、中盤の強化は必須だろう。
とはいえ、交渉は簡単ではない。2016年夏の移籍市場でレアル・マドリーとの熾烈な争奪戦を制し、ポルトガル代表MFを獲得することに成功したバルセロナ。
アンドレス・イニエスタやイヴァン・ラキティッチの後継者として期待されたものの、スペインの地で本来のパフォーマンスを披露することができていない。
バルセロナ特有のスタイルにフィットするのに時間を用意しているが、1年間の時間を用意したもののフィットしきれずにいるため、売却も視野に入れているかもしれない。
そんなA・ゴメスには、デレ・アリがマドリー移籍の可能性が浮上しているトッテナムも獲得に関心を示している。
ユヴェントスは、早ければ今冬の移籍市場でA・ゴメス獲得に動くとされている。
ジュゼッペ・マロッタGMが獲得交渉に乗り出すとされている。
ユヴェントス側は買い取りオプション付きのレンタル契約での獲得を画策しているが、交渉次第では完全買取での獲得も視野に入れている。
バレンシアでリーグトップクラスの中盤の選手へとブレイクしたA・ゴメス。
再びトップフォームを取り戻すべくハードワークを続けているが、バルセロナが獲得に要した移籍金3500万ユーロを回収するだけのオファーが届けば、交渉の席に着くとみられとえり、今後の交渉の行方が注目されている。