ユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラ。マンチェスター・ユナイテッド移籍が実現に向け動き始めているようだ。
報道によると、ユナイテッドはディバラの代理人を接触を行うべく、代理人がロンドン入りしているとのこと。
現時点では、ユヴェントス残留を強調するディバラ。
ただ、クラブ内での立ち位置が不安定な状況にあるため、ユナイテッドからのオファー次第では移籍を決断する可能性もあると伝えている。
そして、ユナイテッドはディバラ獲得実現に向けFWロメル・ルカクがユヴェントスへ移籍する可能性が高くなるとのこと。
ディバラが本来のパフォーマンスを披露できなかったのは、昨季のみ。
クリスティアーノ・ロナウド加入で大幅なシステム変更を強いられ、ゴールから遠いポジションでプレーを強いられることとなったディバラ。
ストライカーとして得点数は自身を推し量る材料となり、数字が思わしくなかったことも相まって今夏の移籍が噂されている。
ただ、ディバラが過小評価され、ルカクが過大評価されているのは理解に苦しむ。
ユヴェントスは、あえてディバラを放出しルカクを獲得する意味が見えてこない。
確かに、ルカクはプレミアリーグで6季連続で2桁ゴールをマークする実力者。
ただ、ビックマッチでの得点力はさほど高くない。
そして、ユヴェントス加入後に求められる役割は、C・ロナウドのアシスト役。
昨季、マリオ・マンジュキッチがこなしたようなプレーがルカクに求められることになる。
前線で体を張り続けてきたルカクに、スペースメイキングというプレーを行うことができるか?
よりシステマティックに動くマウリツィオ・サッリ監督の戦術に適応できるのか?
欧州随一の守備のメカニズムを持つセリエAで、連続2桁ゴール数の記録を伸ばし続けることができるのか?
ユナイテッドで大きな結果を残すことができていないだけに、ユヴェンティーノにとって容易に受け入れられる判断ではないだろう。
選手は残留を希望しながら、代理人がロンドン入りするなどの動きはクラブ側から何らかの通達があった可能性も十分に考えられる。
移籍が成立するならば、ディバラとルカクの大型トレードが予想される。
この大型トレードが実現する日がやってくることになるのか注目。
マンチェスター・ユナイテッド
ユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラ獲得に向け代理人と接触へhttps://t.co/nSrtK5iage— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 31, 2019