バルセロナ所属のFWマルコム。ゼニト・サンクトペテルブルクがマルコム獲得に近づいているようだ。
2018年夏の移籍市場でボルドーからバルセロナへ加入したマルコム。
ASローマへの移籍が決まりかけていたタイミングでのバルセロナの強奪は、当時物議を醸したが結果的にこの補強は失敗の烙印を押されることに。
バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督は、マルコム加入当初から準レビュラーのポジションを用意。
マーケットが開くたびに移籍が噂され続けてきたマルコムだが、バルセロナ加入1年目でクラブを後にすることとなりそうだ。
報道によると、ゼニトはマルコム獲得オペレーションを遂行すべくスポーツディレクターをスペインへ送り込む。
ただ、ゼニト側はバルセロナが要求する移籍金は『 高すぎる 』と判断。
ゼニトのアレクサンダー・メドベージェフ会長は、マルコムの移籍について次の通りコメント。
「 私たちは、バルセロナとマルコムの獲得交渉を進めており、交渉の詰めの段階に差し掛かっている。しかし、4000万ユーロは現実的な価格ではない 」
今後の焦点は、移籍金の減額になると思われる。
とはいえ、バルセロナはマルコムの売却をほぼ決めており、ゼニト側に移籍金満額の支払いを求める勢いであるとも。
獲得にあれほどの巨額な移籍金と、クラブ関係を崩壊させる強奪劇を見せたバルセロナ。
あらゆる意味で、大きな負債を抱える結果となったバルセロナだが、その起因となる選手をわずか1年で売却することになるのだろうか?
ゼニト・サンクトペテルブルク
バルセロナ所属のFWマルコム獲得に動くhttps://t.co/s4yEzE8LCw— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 31, 2019