マンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバ。今夏の去就が注目されていたポグバだが、クラブは大きく方針転換することを検討しているようだ。
これまで、レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が獲得を熱望し、ユヴェントスがポグバ獲得に向け巨額のオファーを用意するなど争奪戦は必須。
ユナイテッド側も、いちじ推定1億5000万ユーロ程度のオファーが届けば交渉の席に着くとの報道もあり、移籍は既定路線とされてきた。
だが、ここにきて状況は一変した様子。
ユナイテッド側は、ポグバの交渉について『 交渉開始学は存在しない。ポグバはチームの中心選手であるため、今夏に放出する気はない 』とコメント。
公式に、移籍の噂を一蹴することに。
マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、ユナイテッド側が公表したコメントは歓迎に値するものなのかもしれない。
ジダン監督は、ポグバ獲得を熱望していたものの、ペレス会長はその動きに反対の姿勢を貫いてきた。
そう、ペレス会長はポグバ獲得をよく思っていないことは間違いない事実なのだ。
ペレス会長が欲しているのは、選手側からのラブコールが届くトッテナム所属のMFクリスティアン・エリクセンだ。
ただ、エリクセンはジダン監督が高く評価しておらず、中盤の補強をめぐりフロントと現場の意見に乖離が見られるのが現状。
ユナイテッドが、ポグバ残留表明を公式に発表したため、獲得に関心を示していたクラブは補強戦略の修正に迫られる。
ただ、移籍マーケットでは様々な戦略が行われている。
今回ユナイテッドが公表した事実は、移籍金を引き上げるための情報操作の可能性も考えられる。
果たして、ポグバをめぐる移籍オペレーションはどのような形で進んでいくこととなるのか注目だ。
移籍騒動が一転
ポール・ポグバ、マンチェスター・ユナイテッド残留か?
情報操作の可能性もhttps://t.co/KjLnvzhbwI— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 11, 2019