モナコ、ムバッペ売却ならトリノからべロッティ引き抜きか?

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 ASモナコ所属のFWキリアン・ムバッペ。今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンがムバッペ獲得に関心を示している。
 パリSGは、推定2億ユーロという破格のオファーを用意しムバッペ獲得に注力している。

 モナコ側は、昨季大ブレイクを果たしたムバッペを国内のライバルチームに売却することは望んでいない。
 だが、パリSGからのオファーは簡単に首を横に振り続けることが出来ないだけの条件。

 レアル・マドリーやバルセロナ等、欧州のビッグクラブが獲得に関心を示しており、争奪戦は必須。
 なかでも今季終了後にムバッペ獲得で基本合意に達しているとされるマドリーは、このオペレーションは黙っていないだろう。

 仮に、チームの大黒柱として成長が期待されるムバッペが、ライバルチームに引き抜かれることとなれば、相応の選手が必須。
 ムバッペは、トリノ所属のFWアンドレア・べロッティ獲得に興味を示しているという。

 トリノのウルバーノ・カイロ会長は、べロッティ売却に1億ユーロの移籍金を求めている。
 選手の市場価値を鑑みると、高額な移籍金であるものの契約解除金満額を支払わなければ移籍を容認することはないだろう。

 モナコが、ムバッペ売却を決断すれば推定2億ユーロの移籍金収益を得ることとなる。
 そのうちの約半額となる金額をべロッティ獲得に投資する可能性は高いと考えられる。

 去就が注目されるべロッティだが、カイロ会長は同選手の去就について次の通り明らかにした。

「 私は彼を売りたくない。少なくともあと1年いて欲しい。上を目指せるチームにしたいのだから、移籍させる必要はない。もし国外のクラブから1億ユーロを提示された場合は私も降参する 」

 この夏、多くのクラブチームがべロッティ獲得の可能性を探ってきた。だが、選手のポテンシャルと高額な移籍金を天秤に変え交渉から撤退しているのが現実だ。
 まずは、ムバッペの去就が決定しなければべロッティ移籍交渉は進展が見られない。

 フランスとイタリア感で大きな玉突き人事が発生することになるストライカーの補強。今後どのような動きを見せるのか注目が集まりそうだ。

 

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