ミランがモラタ獲得に再び関心? 代理人と接触で基本合意を取り付ける

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 ACミランが、チェルシー所属のFWアルバロ・モラタ獲得に再び近づいているようだ。
 UEFAからFFP義務違反でヨーロッパリーグ出場権を剥奪されたものの、その後スポーツ仲裁裁判所の決定で再びEL出場権を確保したミラン。

 

 オーナー交代など、新たな風が吹き始めチーム再建への道を再び歩み始めた。
 新シーズン、チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指して戦っていくことになるわけだが。

 

 現スカッドの補強ポイントは、得点力不足のストライカーだ。
 レオナルドGMは、ユヴェントス所属のFWゴンサロ・イグアイン獲得を熱望するコメントを残していたが、過去に関心を示したチェルシー所属のFWアルバロ・モラタ獲得の火種は未だくすぶっていたようだ。

 

 報道によると、ミランは再びモラタ獲得に向け接触を試みているという。
 イタリアで最も権威あり信頼されるメディア記者の1人であるディ・マルツィオ氏は、レオナルドGMがモラタの代理人と接触し、この夏の移籍でGOサインを出したという。

 

 口頭ながらも選手側と基本合意を取り付ける形となったミラン。
 今後、チェルシーと接触を行なっていくこととなるわけだが、問題はクラブが求める高額な移籍金だ。

 

 チェルシーは、昨年夏レアル・マドリーからモラタを引き抜いた際、推定8000万ユーロの移籍金を投じてモラタを獲得。
 この資金の回収に動くことは間違いなく、ミランに対し最低でも6500~7000万ユーロ程度の条件を求めると予想。

 

 イグアイン獲得に、DFレオナルド・ボヌッチを条件に織り込むことで獲得を画策していたミランにとって、この資金捻出は厳しすぎる条件か。
 新オーナーである、エリオット・マネジメントは、クラブの補強に過剰な資金注入は行わないことを示唆している。

 

 補強予算の上限が決まっていることを前提に考えると、モラタ獲得を実現させるには今後の交渉で移籍金の引き下げを粘り強く交渉していくこととなりそうだ。

 

 

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