ミランがバカヨコ買取を条件付きで検討?移籍金の減額を要求へ

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 今季、チェルシーからレンタル契約でACミランへ加入しているMFティエムエ・バカヨコ。
 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督から信頼を勝ち得ず、出場機会を得ることができていないのが現状だ。

 

 一部の報道では、今冬の移籍市場でレンタル契約を打ち切り早期返却されると伝えられたこともあったが、ここにきて状況が変化しつつあるようだ。
 今回伝えられた情報によると、ミランはチェルシーと締結した買取オプションを行使する可能性があるという。

 

 ミランは、現在チェルシーとレンタル料500万ユーロに買取オプション3500万ユーロの計4000万ユーロの契約を締結。
 バカヨコの、ミラン加入以降のパフォーマンスを考慮し買取金額の減額を希望しているとのこと。

 

 ミランが査定する移籍金は2500万ユーロ。
 現時点でクラブ間交渉の噂は伝えられていないが、チェルシーが今後どのような動きを見せるかが注目だ。

 

 2017年夏、チェルシーはASモナコへ4000万ユーロの移籍金を支払いバカヨコを獲得。
 昨季、アントニオ・コンテ前監督の元で主力として活躍したものの、マウリツィオ・サッリ監督就任で構想外に。

 

 クラブに復帰したとしてもサッリ監督の下で出場機会が与えられるかどうかは微妙な状況にある。
 売却に動くこととなれば、投資資金回収が既定路線でありミランが突きつけた条件は大きな経営判断が要求されることになる。

 

 今冬の移籍市場で、ミランは中盤の補強に注力している。
 多くの評価を得ることができていないバカヨコ獲得に2500万ユーロの投資は決して安価ではない。

 

 他選手をリサーチすることの方がメリットは大きいような気もするが、欧州の移籍マーケットはインフレ状態にあり補強資金に限りのあるミランにとっては難しい状況にあるのかもしれない。

 

 来季に向け指揮官交代の噂も伝えられるミラン。
 バカヨコの完全移籍が報じられたミランだが、クラブ首脳陣は現場以上に選手を評価しているのかもしれない。

 

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