ドルトムントで好調をキープするパコ・アルカセル、今冬に完全移籍成立か?

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 今季、レンタル契約でバルセロナからボルシア・ドルトムントへ加入するFWパコ・アルカセル。
 ブンデスリーガ初挑戦ながらリーグ第11節終了時点で8得点を記録するなど好調をキープ。

 

 バルセロナとドルトムントの現行契約には買取オプションが付与されており、完全移籍には最大で2800万ユーロの移籍金を支払う必要がある。
 ドルトムントは、アルカセルの今季の活躍を高く評価しており完全移籍に向け検討を進めている。

 

 交渉を急ごうとするのがバルセロナだ。
 すでに、アルカセル復帰の選択肢のないバルセロナは、今冬の移籍市場で同選手の売却を検討しており、水面下でドルトムントに圧力をかけていることは間違いない。

 

 ことを急ぐ理由は2つ。
 ファイナンシャル・フェア・プレーと、今冬の移籍市場に向けた戦力補強の一環だろう。

 

 ここ数年の大型補強で、バルセロナの前線には多くの選手が在籍している。
 ルイス・スアレスに変わるストライカーの獲得に動きたいバルセロナは、すでにウスマン・デンベレやマルコムの売却を目指している。

 

 そして、高値での売却が期待できるアルカセル売却も一つの選択肢だろう。
 ドルトムントでの活躍を良き結果として捉えているバルセロナ。

 

 3~4月に行われる交渉が、冬の移籍市場で交渉を急ぐのには、それなりの理由があるはずだが。
 両クラブの交渉は、どのように進んでいくこととなるのか注目が集まりそうだ。

 

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