バルセロナ所属のFWマルコム。今夏の移籍市場でボルドーからバルセロナへ新天地を求めたマルコムに対し、中国スーパーリーグのクラブから巨額のオファーが届いたようだ。
昨季、リーグ・アンで12得点を記録し好パフォーマンスを披露したマルコム。
欧州のビッグクラブから注目を集め、今夏にASローマ移籍が内定していたもののバルセロナが強奪。
選手も、世界屈指のクラブからのオファーを受け移籍を決断したが、ここまで公式戦9試合で296分間という短いプレー時間に終始。
当初、思い描いていた結果では絶対にありえないマルコムは、苦しいシーズンを過ごしていることは間違いないだろう。
そんなマルコムに対し、中国の複数のクラブが獲得に関心を示しているという。
すでに、移籍金6500万ユーロのオファーがバルセロナには届いているとの情報。
選手本人はバルセロナでの生活に満足しており、クラブを率いるエルネスト・バルベルデ監督はどう選手を高く評価しているとも。
慎重派のバルベルデ監督だけに、マルコムの構想は来季以降が本格化することになるのかもしれない。
ただ、選手本人が十分な出場機会が与えられない現状に、心変わりがないとは言えない。
クラブ側も、マルコム獲得に投資した4000万ユーロをはるかに上回るオファーに魅力を感じていることは間違いないだろう。
現時点で移籍の選択肢はないかもしれないが、小さなほころびや心変りで移籍成立に傾く可能性も十分に考えられる。
ただ、選手の年齢を考えればあえて中国へ新天地を求める必要性は考えにくいのが現状であり、欧州内で新天地を求めることがファーストチョイスだろう。
バルセロナ残留が基本路線だが、気になるのは今夏にASローマへ新天地を求めていた場合、どのような未来が待っていたのか…なのだが。
バルセロナ所属のFWマルコム
中国スーパーリーグのクラブから破格のオファーが届くhttps://t.co/iZW8F8GLmy— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 18, 2018