リヨン所属のDFフェルランド・メンディ。左サイドバックの補強を求めるレアル・マドリーがメンディ獲得に興味を示しているようだ。
レアル・マドリー
リヨン所属のDFフェルランド・メンディ獲得に関心https://t.co/3koZDa909M— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 2, 2019
マドリーは、今夏の移籍市場でDFセルヒオ・レギロンのレンタル移籍を容認したことで、左サイドバックの補強を強いられている。
現在、バイエルン・ミュンヘン所属のDFダヴィド・アラバが補強リストの上位に位置しているものの、クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督はメンディ獲得を熱望しているとのこと。
ジダン監督は、今夏に太いコネクションを持つフランス人選手の大量補強を画策している様子。
ロシア・ワールドカップ優勝という大きな結果を残したフランス代表が、今夏のマーケットのトレンドとなるかもしれない。
現在23歳のメンディ。
リヨンとの現行契約は2023年まで残しており、獲得には移籍金3500万ユーロ以上の投資が必要。
ジダン監督の復帰で退団濃厚と伝えられたマルセロの残留が確実視されており、控えに若手SBの補強を画策するのは当然の流れか?
ただ、理解できない。
クラブ下部組織出身で、今季前半戦はマルセロをベンチに追いやるほどの活躍を見せたレギロン。
同選手をレンタルで移籍させ同年代でリーグのレベルが落ちるフランスから人材を引き抜き抜擢させようと知るのは理解に苦しむ。
左SBは現スカッドで挑み、右SBや両サイドを遜色なくプレーできる選手の補強に力を注いだ方が良いのではないかと考える。
とりわけ、精度の低下が著しいダニエル・カルバハルの代役確保は必須条件。
マルセロも運動量が落ち、裏を狙われるケースが散見されている現状を考えれば、今季主力として活躍し結果を残したレギロン残留は既定路線だと考えるのだが。
ジダン監督の構想から外れるレギロン。
結果だけを追い求めるジダン監督にとって、選手育成は自身の首を絞めることにつながるのかもしれないが。