ASローマ所属のFWジェンギズ・ウンデル。レアル・マドリーがウンデル獲得を検討しているようだ。
レアル・マドリー
ASローマ所属のFWジェンギズ・ウンデル獲得に関心https://t.co/zzqBU9d9CS— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 30, 2019
今冬の移籍市場でビッグクラブ間が激しく獲得を争ったウンデル。
シーズン途中の移籍をローマが認めなかったため、最終的にクラブへ残留。
2017年夏にバシャクシェヒルFKからローマへ加入して以降、ローマで主力として活躍するウンデルは今夏の去就が注目され続けている。
現在負傷離脱しているものの、今季すでに公式戦で25試合に出場し6得点9アシストを記録するなど攻撃の中心として活躍。
アーセナルやチェルシー、トッテナムといったクラブが獲得の可能性を探る中、マドリーが争奪戦に参戦する用意を進めているとのこと。
報道によると、マドリーはウンデルを視察すべくチャンピオンズリーグなどの試合にスカウトを派遣。
ローマとの現行契約は2022年まで残しているものの、近年主力選手を高値で売却し続けてきたローマだけに移籍の可能性は考えられる。
なお、ウンデス獲得には4000~5000万ユーロ程度の移籍金が必要になる。
ウンデルは将来の成長が非常に楽しみな選手。
だが、今夏のマドリーの補強テーマとはやや異なる。
必要となる選手は、即戦力の補強。
クリスティアーノ・ロナウド退団で激減した得点数の改善は必須。
近年、将来の投資目的とし多くの若手有望株の補強を行ってきたマドリー。
数年先の未来は明るいものの、現状で足元は暗い。
将来が期待されるウンデルだが、今夏の移籍市場で5000万ユーロ前後の資金を投じて補強をすべき選手かと問われれば疑問符は残る。
ウンデルが主戦場とするポジションには、才能豊かなタレントを多く抱えるマドリー。
市場価値と同額または価格以下で獲得可能なら、積極的な動きを見せるべきだが争奪戦に参戦するのは…
果たして。