レアル・マドリー所属のFWヴィニシウス・ジュニオール。来季、レンタル契約で新天地を求めることになるかもしれない。
今夏の移籍市場でチェルシー所属のFWエデン・アザール獲得を発表したマドリー。
ポジションが重複することもあり、ヴィニシウスの出場機会は大幅に減少する恐れがある。
クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、ヴィニシウスをレンタルに出し経験を積ませることをフロレンティーノ・ペレス会長に提案。
一方、ヴィニシウスをクラブに残留させ経験を積ませることを望むペレス会長は、選手に届いくオファーを断っているとのこと。
ペレス会長の考えは間違いではない。
今季、ヴィニシウスは公式戦36試合に出場し7ゴール13アシストを記録した。
ジダン監督復帰までは、停滞するチームの中で将来を担う活躍をしコンスタントにプレー。
プレー精度の向上は必要だが、経験を積むことでマドリーの将来を担う可能性を十分持つ選手だろう。
その点を考慮し、ペレス会長はクラブでの成長を望んでいるのかもしれない。
ただ、ジダン監督のもとで多くを学ぶことは難しいかもしれない。
すでに完成された選手を求める傾向のあるジダン監督の下で若手選手が大きく羽ばたく姿を見る可能性は低い。
第一次政権下で若手選手が躍動する姿を見せることができてないのは、大きな要因と考えてもいい。
それらの要因を込めてジダン監督はヴィニシウスの放出を要請しているのかもしれない。
なお、ヴィニシウス側はジダン監督が出場機会を与えようとしない現状に苛立ちを抱えていることは間違いない。
現状を整理するば、クラブに留まることよりも新天地を求め試合を経験することの方が理想的な選択肢となるのかもしれない。
レアル・マドリー
FWヴィニシウス・ジュニオールをレンタル契約で放出か?
エデン・アザール獲得で出場機会確保に向け放出の可能性を探るhttps://t.co/1tYh384mpJ— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 11, 2019