レアル・マドリーが、ナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリとアトレティコ・マドリー所属のDFホセ・ヒメネスの去就に注目しているようだ。
レアル・マドリー
ラファエル・ヴァランの代役に・ナポリ所属のカリドゥ・クリバリ
・アトレティコ・マドリー所属のホセ・ヒメネス両選手をリストアップ
監督と会長の意向は異なるようだがhttps://t.co/aY1miROKiV— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 2, 2019
今夏の移籍市場でラファエル・ヴァランの去就が注目されるマドリー。
移籍濃厚とも伝えられるヴァランだが、このオペレーションがかりに実現になるとすれば相応の人材を補強する必要がある。
そんななか、リストアップしたのがクリバリとヒメネスだという。
クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、クリバリを高く評価し今夏の獲得を熱望。
一方で、フロレンティーノ・ペレス会長はライバルでラウアトレティコで主力を務めるヒメネスをクラブに迎え入れたいと考えているようだ。
クラブ最高責任者と現場の最高責任者の意見が真っ向から対立することとなったヴァランの代役確保。
それだけシビアに交渉になることは言うまでもないが、クリバリ、ヒメネスいずれかの選手を獲得する場合、高額な移籍金が必要になることは間違いない。
アトレティコは、ヒメネスに対し1億2000万ユーロの契約解除金を設定。
一方で、クリバリ獲得にも1億ユーロ超えの移籍金を用意する必要があり、簡単には手を出せない交渉である。
双方ともに難しく、タフな交渉を強いられることが予想されるが、シンプルなのはヒメネス獲得だろう。
契約解除金満額を支払えば獲得交渉を進めることができる。
ただ、ジダン監督がヒメネスをどこまで評価しているかは大きな疑問だ。
ヴァランが移籍を示唆したことから、欧州全土を巻き込む玉突き人事が予想されるだけに、マドリーの今後の動きが注目だ。