ブッフォン、新天地はポルトガルとイングランドに絞られる?

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 今季限りでパリ・サンジェルマン退団を発表したGKジャンルイジ・ブッフォン。去就が注目されるブッフォンの新天地が2つのクラブに絞られたようだ。
 ブッフォン獲得に関心を示すのが、FCポルトとリーズだという。

 

 ブッフォン獲得にとりわけ注力しているのがポルトだ。
 先日、守護神を務めるイケル・カシージャスが心臓発作で緊急搬送。

 

 命に別状はなかったものの、事実上の引退勧告が通達されており来季の復帰は不可能な状況にある。
 ポルトは、早急に守護神の補強に動くこととなるが、カシージャスの後継者となると人材が簡単に見つかるはずがない。

 

 そんな時に報じられたのがブッフォンのパリSG退団。
 カシージャスの代役を務める形で、ポルトはブッフォンに獲得オファーを提示しているという。

 

 ポルトは、来季チャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、CLでのプレーを望むブッフォンにとって魅力的なオファーとなることは間違いない。
 一方、リーズは来季プレミアリーグ昇格を目指し、チャンピオンシップで戦うこととなる。

 

 名将マルセロ・ビエルサを新指揮官に迎え、リーグ戦を戦うことになる。
 プレシーズン開幕直前のタイミングで、2つのクラブに絞られたこともあり、いずれかのクラブ加入が確実か?

 

 残すは、クラブが提示する条件面のみ。
 ブッフォンの心を揺さぶる何かを提示することができるかどうかがポイントとなるだろう。

 

 現時点で争奪戦を有利に進めるのは、ポルトであることは間違いない。
 高額なサラリーを提示することはできないが、ブッフォンにとってCL出場は大きなアドバンテージとなる。

 

 ただ、41歳になり未だ現役生活を続ける理由は、自身のキャリアに“ ビッグイヤー ”がないから。
 一時、噂されたバルセロナ加入の可能性が残っているなら、そちらを優先させるだろう。

 

 CL優勝を目指すなら、セカンドGKを探すリヴァプールという選択肢も悪い話では無い。
 ただ、リヴァプールのゴールマウスはGKアリソンが守り続けており、多くの出場機会が与えられないのが現状だろう。

 

 選手側が納得するクラブからオファーが届かなかった場合、1年間の休養という選択も示唆しているだけに、今後の決断が注目されるところだが。

 

 

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