先日来から噂されていたMFケヴィン=プリンス・ボアテングが古巣ブンデスリーガへ復帰することとなった。
フランクフルトがボアテング獲得を正式発表。2020年までの契約。フリートランスファーでの加入となるため、移籍金は発生しない。
昨季を最後にラス・パルマスを一身上の都合により退団。
契約を解消という形でラス・パルマスを退団したボアテングは、ドイツを中心に加入するクラブを探し続けてきた。
ボアテングは、フランクフルト加入に対し次のようなコメントを残した。
「 今後のキャリアを家族の近くで過ごしたいと希望していた 」
2010年にACミランへ挑戦し、2013年にシャルケにてブンデスリーガ復帰。
だが、その後2016年1月に古巣ミランに復帰したものの、大きなインパクトを残すことができず、昨季ラス・パルマスへ移籍していた。
フランクフルトを率いるニコ・コヴァチ監督は、ボアテング加入を歓迎し大きな期待を寄せている。
「 彼の加入によって、選手たちは多くのメリットを享受することになるだろう。プリンスはチームを引っ張って言ってくれるはずだ。とても精力的に取り組んでくれるだろう。素晴らしいクオリティを持った選手だよ 」
今季、上位進出を目指すフランクフルト。ボアテング加入でどのような相乗効果を得ることとなるか注目だ。