パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。バルセロナ移籍が噂されるネイマールだが、パリSGがレアル・マドリーに獲得を打診するよう逆オファー提案したようだ。
パリSGとバルセロナの関係は、完全に冷え切っている。
チームの中心選手をバルセロナ移籍を阻止したいとパリSGは考えており、良好な関係を築くマドリーにネイマール売却をオファーしているとのこと。
ただ、マドリーは乗り気ではない。
大きな問題は、高額な移籍金だ。
最低でも2億ユーロの負担を強いられるネイマール獲得。
今夏、すでにマーケットには3億ユーロの投資をするマドリーにとってネイマールを獲得するだけの余裕はない。
何者入りでチェルシーから加入したエデン・アザールとポジションが重複する点もマイナスだろう。
さらに、ネイマールが抱えるピッチ外の問題と破格の年俸もネック。
2季連続で負傷で長期離脱したところも問題視している。
マドリーは、ギャレス・ベイル獲得で大きな代償を払っており、怪我に弱い印象がついてしまったネイマール獲得には消極的な意見は多いだろう。
さらに、キリアン・ムバッペ獲得に注力していることを考えれば。
リーグ・アン挑戦以降、成長の兆しが見えないネイマール獲得は相応のリスクがあることはマドリーも承知。
昨年夏のタイミングなら獲得の可能性は無限にあったネイマール獲得案だが、今夏は難しいのが現状。
パリSGは、ネイマール獲得で関係が大きく悪化したバルセロナとの取引が行えない状況は理解できる。
マドリーフロント内でもネイマール獲得については意見が分かれているところが大きい。
フロレンティーノ・ペレス会長はネイマール獲得を熱望するが、同選手はマドリーとの縁はないのだと考えるのだが。
パリ・サンジェルマン
レアル・マドリーに対しネイマール獲得に向け逆オファーを提示か?https://t.co/zVJroWC49A— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 6, 2019