パリSG、中盤の補強にルーカス・パケタ引き抜きを画策

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 パリ・サンジェルマンが、今夏の移籍市場でリヨン所属のMFルーカス・パケタ獲得に関心を示しているという。
 2020年夏にACミランからリヨンへ移籍したパケタ。

 

 ミランで不遇の時を過ごしていたが、リヨン移籍で状況が一変。
 トップ下やインサイドハーフ、偽9番として攻撃陣を牽引する活躍を見せている。

 

 今季は、すでにリーグ戦で24試合に出場し7ゴールをマーク。
 創造性あふれる左足の技術から母国の英雄“ カカ2世 ”とも称される逸材。

 

 今季は、献身的な守備でチームの勝利に貢献するなどフランスの地で大きな成長を遂げている。
 そんなパケタを高く評価するのが、選手が欧州挑戦の足掛かりとなったレオナルドSDだ。

 

 報道では、クラブの会長を務めるアル・ケライフィ氏とともに選手を高く評価すると伝えていたが、おそらくレオナルドSDが説得し、獲得にゴーサインが出されたと推測。
 パリSGは各セクションに潤沢な戦力を揃えている。

 

 パケタ獲得は過剰戦力になると考えられるが、複数の中盤の選手に退団が噂されており、代役として大きな期待が寄せられているのかもしれない。
 一方、パケタはこれまでリヨン退団を否定し続けてきたが、ここにきて心境に変化が。

 

 今冬の移籍市場でクラブがMFブルーノ・ギマラエスを移籍金4210万ユーロで売却し、さらにクラブのレジェンドで同郷のジュニーニョ・ベルナンブカーノSDが辞任したためクラブに不信感を抱き始めたようだ。
 パケタは、すでにクラブに対し今夏の退団を要求しているといい、移籍に向けた動きは加速しそうだ。

 

 パリSGは、今夏に向け移籍金6400万ユーロと高額の条件を用意。
 今冬の移籍市場でニューカッスルから4000万ユーロのオファーが届き拒否している。

 

 選手が移籍を望んでおり、好条件のオファーが舞い込めば交渉は建設的に進められていくことと予想するが果たして。

 

 

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