バルセロナ所属のMFイヴァン・ラキティッチ。契約更新問題に揺れる両者だが、クラブは同選手と新契約を締結しない意向のようだ。
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イヴァン・ラキティッチとの契約延長を見送る方針https://t.co/PqqGAE3Aiu— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 27, 2019
ラキティッチとバルセロナの現行契約は2021年まで。
同選手は、来季以降もバルセロナ残留を望んでいる。
ただ、今夏の移籍市場でアヤックス所属のMFフレンキー・デ・ヨングの加入により、ラキティッチの出場機会が限定されるものと予想されている。
ラキティッチ本人は、ポジション争いを覚悟した上で残留を断言しているはずだ。
バルセロナに熱い忠誠を誓うラキティッチだが、クラブとの温度差は大きい。
ラキティッチの熱い思いを、バルセロナは受け取っておらず中盤の世代交代に向け着手。
ラキティッチとの契約延長を見送り、早ければ今夏の移籍市場での売却に動くとみられている。
選手の年齢を考えれば、今夏が高値で売却することができる最大のチャンスとバルセロナは考えている。
受け入れ先も数クラス存在しており、現時点でマンチェスター・ユナイテッドとインテルが関心を示す。
とりわけ強い関心を示しているのがインテルだ。
ただ、インテルの財政状況を考えると、バルセロナが要求する移籍金を準備できるかが大きな問題だ。
ユナイテッドに関しては、レアル・マドリー所属のMFトニ・クロース獲得にプライオリティを置いており、交渉は不透明な状況にある。
いずれにしても、クラブがラキティッチとの契約延長を拒否したことで、今夏の売却は確定的。
残すは、売却益と受け入れ先のクラブだ。
2014年夏、セビージャからバルセロナへ加入し中盤の中心選手として活躍してきたラキティッチ。
クラブの最大の功労者と言っても言い過ぎではない選手だけに、残された道が極めて少ないのは少し寂しいところなのだが。