バルセロナ所属のMFケヴィン=プリンス・ボアテング。今季終了後にクラブを退団する可能性が高まっている。
バルセロナ
今冬に獲得したケヴィン=プリンス・ボアテングの買取オプション行使見送りへhttps://t.co/HladIkM7af— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 1, 2019
今冬の移籍市場でサッスオーロから買い取りオプション付きのレンタル契約でバルセロナへ加入したボアテング。
全く予想されていなかった補強であり、急転直下で決定した感のあるボアテングのバルセロナ移籍。
バルセロナ加入を大いに喜んだボアテングだが、これまでリーグ戦での出場機会は1試合のみ。
プレー時間も60分のみと苦しい立ち位置にいるのが現状だ。
バルセロナとサッスオーロと、移籍金800万ユーロの買い取りオプションの権利を有している。
だが、バルセロナは出場機会を確保できないボアテング買い取りには消極的だ。
このまま、契約満了で退団というのが現地メディアの見方である。
今夏の移籍市場でアヤックスからMFフレンキー・デ・ヨング獲得が決定するバルセロナ。
中盤には多種多様な人材を豊富に取り揃える現状において、32歳を迎えたベテラン選手を買い取る選択肢はない。
移籍決定当初から、このオペレーションを誰が採決したのかが理解に苦しんだ。
昨年夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンから獲得したMFアルトゥール・ビダルの出場機会が伸び悩むなか、ボアテングが確保できるプレー時間は限定されることは到底予想できていた。
それを推してでも獲得する必要があったのかは理解に苦しむが…
「 バルセロナ行きの飛行機がなかったら走ってでも向かっただろう 」
入団会見で、加入を喜んだボアテング。
結果を残すことなくバルセロナ退団が既定路線といったところだろうか。