今季、チェルシーからACミランへレンタル契約で加入するMFティエムエ・バカヨコ。完全移籍への移行を熱望しているようだ。
チェルシーからACミランへレンタル移籍中のMFティエムエ・バカヨコ
ミランへの完全移籍を熱望https://t.co/Z53LeHPl3q— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) February 6, 2019
昨年夏の移籍市場でミランへ加入したバカヨコ。
加入当初、セリエA適応に苦しみ開幕9試合は先発メンバーに名を連ねることができなかった。
クラブを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督から、『 サッカー選手として基礎力がない 』と酷評され今冬の早期返却も噂されていた。
だが、シーズンが進むにつれ負傷離脱者が続出したミラン。
中盤の守備をひとえに束ねていた、MFルーカス・ビリアの負傷離脱で出場機会を確保し、スタメンを確保。
リーグ戦直近13試合中、12試合で先発出場している。
チェルシーとの契約には買取オプションが付与されているが、バカヨコはミランがオプション行使することを期待。
チャンピオンズリーグ出場権確保を目指すミラン。
今季、リーグ戦を4位以内でフィニッシュできれば、今夏の大型補強は考えられる。
ただ、ビリアが戦列に復帰した際、バカヨコの序列が下がるかどうかが完全移籍に向けた大きな鍵だとなるだろう。
なお、ミランがオプション行使を決断した場合、移籍金3556万ポンド程度の支払いが必要であり、大型補強が続く現状を考えると高額な移籍金はネックだ。
ミランでアンカーのポジションを確保したバカヨコ。
ビリア復帰後のポジション争いを制することができれば、完全移籍の可能性も考えられるだけに、今後の動きが注目だ。