バイエルン退団しマドリー復帰濃厚のハメス・ロドリゲス、ナポリが獲得に関心か?

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 レアル・マドリーからレンタル契約でバイエルン・ミュンヘンでプレーするMFハメス・ロドリゲス。今夏の去就が注目されるハメスに対し、ナポリが獲得に興味を示しているようだ。

 

 

 

 

 ハメスは、2年間のレンタル契約でバイエルンに加入。
 加入直後からチームの中心選手として活躍し、今季終了後の完全移籍は確実とみられていた。

 

 だが、指揮官を務めるニコ・コバチ監督との確執が伝えられ、来季の構想から外れているとの報道もある。
 同時に、ハメスに設定された買取オプション行使には移籍金4200万ユーロの支払いが必要であり、事実上の構想外となりつつあるハメスには高額な投資だ。

 

 バイエルンとの契約終了でマドリーへ復帰することとなるハメスだが、ジネディーヌ・ジダン監督の構想には含まれていない。
 マドリー側も、今夏の完全売却を目論んでおり受け入れ先のクラブを探しているのが現状だ。

 

 そんなハメスの去就に注目しているのが、かつての恩師カルロ・アンチェロッティ監督率いるナポリだ。
 今夏の移籍市場で主力の大量流出が噂されるナポリは、新たなサイクル構築に向け実力者の補強を模索。

 

 アンチェロッティ監督が高く評価するハメスを獲得し、攻撃の軸として期待しているのかもしれない。
 現地メディアでは、ナポリがハメスの獲得に動く可能性について次の通り報じた。

 

「 もしマウロ・イカルディやジエゴ・コスタのようなストライカーが、アルカディウシュ・ミリクを保管するために加入しても私は驚かないだろう。ナポリは現在、欧州でトップクラスのクラブの一つと見なされており、ハメスのような不可能に見えるかもしれない選手がクラブにやってくることは疑いの余地がない 」

 

 ユヴェントス独走状態が続くセリエA。
 今やリーグ屈指のレベルとなったナポリが覇権を勝ち取るためには、今夏に迎えるであろうサイクルの入れ替えをどのように乗り切るかが鍵だ。

 

 今夏の移籍市場が今後のナポリのターニングポイントになることは間違いない。
 高額な移籍金がネックとなるが、いずれにとってもメリットのある移籍となるだけに今後の動きに注目が集まる。

 

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