バイエルン・ミュンヘンへレンタル中のハメス・ロドリゲス、契約を早期解消で古巣マドリー復帰が実現か?

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 昨年夏の移籍市場でレアル・マドリーからバイエルン・ミュンヘンへ2年間のレンタル契約で加入しているMFハメス・ロドリゲス。
 ハメスに、古巣マドリー復帰の可能性が浮上した。

 

 マドリーとバイエルンは、ハメスの取引で2019年までのレンタル契約でバイエルンへ。
 この契約には、レンタル期間終了後の買取オプションも設定されている。

 

 バイエルンは、昨季のハメスの活躍を高く評価しており、オプションを行使し完全移籍で獲得することを決めている。
 だが、ここにきて状況は一変。

 

 ハメスに、マドリー復帰の可能性が浮上したからだ。
 犬猿の仲にあったジネディーヌ・ジダン前監督がクラブを去った。

 

 後任に、元スペイン代表を率いていたフレン・ロペテギ監督就任でハメスにとって追い風が。
 よりテクニカルなパフォーマンスを好む傾向にあるロペテギ監督のお眼鏡にハメスが引っかかってしまったのだ。

 

 ロペテギ監督は、ハメスをクラブに帯同させ、新シーズンマドリーでプレーすることを求めているという。
 バイエルンで見事復活してみせたハメス。

 

 選手本人も移籍も建設的に検討しており、オファーが届いた時点で交渉が大きく進展する可能性も考えられる。
 状況が面白くないのは、バイエルンの方だ。

 

 選手の意向を最大限汲み取り移籍交渉を行うバイエルンにとってハメスの移籍基本合意を匂わす発言は面白くないだろう。
 クリスティアーノ・ロナウド退団。ガレス・ベイルにも移籍が噂されている。

 

 これまでチームを支えてきた2人の中心選手がチームを離れることが濃厚となり、その代役がハメスかと思うと、意気消沈気味だ。
 果たして、マドリーは指揮官の意向を受け、バイエルンからハメスを引き抜くこととなるのだろうか?

 

 

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