アトレティコ・マドリー所属のDFリュカ・エルナンデス。バイエルン・ミュンヘン移籍が正式決定した。
バイエルン・ミュンヘン
アトレティコ・マドリー所属のDFリュカ・エルナンデス獲得を正式発表https://t.co/7utGPr2COE— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 28, 2019
今冬の移籍市場からエルナンデス獲得への関心を隠さなかったバイエルン。
今夏の獲得は既定路線と伝えられていたエルナンデスだが、ついに移籍が実現した。
バイエルンはエルナンデスと5年契約を締結。2024年までクラブに在籍することとなる。
獲得に要した移籍金は8000万ユーロ。
バイエルンにとって、クラブ史上最高額の投資になる。
ただ、問題は残されている。
バイエルンのメディカルチェックを受けたエルナンデスは、右膝の内側側副じん帯に損傷の存在が。
バイエルンとアトレティコの協議の結果、選手は手術を受け完治に向け動くことに。
バイエルンのチームドクターの情報では、来季開幕までに完治する見込みとのことで取引の大きな問題とまで発展していない様子。
移籍が決定したエルナンデスが、バイエルンの公式サイトを通じ次のような喜びのコメントを残した。
「 僕のキャリアに落ちてとても重要な日だ。バイエルンはヨーロッパや世界で最高のクラブの1つだ。バイエルンですべてのタイトルをかけて戦えることを誇りに思うよ。アトレティコのマネージメント、監督、チームメイト、ファンには、この素晴らしい12年間を感謝したい。アトレティコは常に僕の一部であり続ける。今はバイエルンで次のステップに進めることが楽しみだよ 」
今夏の移籍市場で巨額投資を行い大型補強を断交することを示唆するバイエルン経営陣。
エルナンデス獲得は、その始まりであることは間違いない。
クラブでスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は次の通りコメントし選手の躍動に期待している。
「 世界最高のDFの1人とサインできてとても嬉しいよ。リュカはセンターバックとしても左サイドバックとしてもプレーできる。これまで所属したフランス人選手の偉大な伝統を受け継ぎ、我々のチームをより良くしてくれるだろう 」
高齢化が懸念視されてきたバイエルン。
世代交代の大きな一歩としてクラブ移籍金レコードを更新する大きな投資を決断することとなったが、来季以降の活躍に全クラブ関係者が期待を寄せていることだろう。