ユナイテッド、最終ラインの補強にリュカ・エルナンデスをリストアップか?

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 マンチェスター・ユナイテッドが、最終ラインの補強にバイエルン・ミュンヘン所属のDFリュカ・エルナンデス獲得に関心を示しているようだ。
 昨年夏の移籍市場でレアル・マドリーからDFラファエル・ヴァランを獲得し、リーグ屈指の最終ラインの構築に成功したユナイテッド。

 

 しかし、昨季まで好調を維持していたDFハリー・マグワイアが、今季低迷に苦しめられている。
 今季は、昨季までのトップフォームとは程遠い出来であり、クラブフロントは最終ラインにさらなる実力者獲得を求めているという。

 

 そこでリストアップされたのが、バイエルンで主力として活躍を続けるエルナンデスだ。
 今季エルナンデスは、リーグ第26節終了時点で19試合に出場。

 

 バイエルンのCBには実力者も多く、熾烈なポジション争いを繰り広げながら出場機会を確保しているポイントは高く評価されている。
 エルナンデスとバイエルンの現行契約は2024年まで。

 

 バイエルンは、2019年に同選手獲得で8000万ユーロと巨額の投資を行なっていることから、売却となれば高額な移籍金を要求することは間違いないだろう。
 ただ、DFニクラス・ズーレがボルシア・ドルトムントへの移籍が決定したこともあり、交渉のテーブルに着くかどうかは不透明だ。

 

 ユナイテッドは、今季CBの陣容にマグワイア、ヴァラン、ヴィクトル・リンデロフと実力者を揃えてシーズンを迎えた。
 しかし、失点の減少は見られる最終ラインは事実上の崩壊。

 

 同時に、負傷などの影響でベストメンバーが組めなかった試合も少なくなく、苦しい状況が続いていた。
 ユナイテッドは、今夏の移籍市場で戦力の刷新が噂されている。

 

 高額なサラリーを受け取るMFポール・ポグバや、FWクリスティアーノ・ロナウドに退団が噂。
 両選手が噂通り退団となれば新戦力を迎え入れるだけの余裕が生まれるだろう。

 

 ただ、マグワイアの不調やヴァランの不振が一時的なものであった場合、これまで同様エルナンデスが不要な買い物となる可能性も。
 長いシーズン、ターンオーバーを積極導入も予想される。

 

 ただ、ユナイテッドの現有戦力は過剰気味で、高額投資で選手を獲得する場合、スタッツのスリム化も必要となりそうだが。
 エルナンデス獲得に向けクリアしなければならない障害は非常に多いが、ユナイテッドは無事バイエルンとの交渉に乗り出すことができるのか注目だ。

 

 

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