現在、レアル・マドリーから2年間のレンタル契約でバイエルン・ミュンヘンでプレーするMFハメス・ロドリゲス。
両クラブの契約には買取オプションが付与されているが、バイエルンがこのオプション行使を見送ることを発表した。
両クラブの間には、移籍金4200万ユーロを支払うと完全移籍へ移行するオプションが付与されていた。
昨年夏のタイミングでは、完全移籍目前とまで報じられたハメスだが、今季大きく歯車が狂う。
ニコ・コバチ監督との確執が噂され、今季大きな結果を残すことができなかったハメス。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOの話では、選手本人からオプション行使を拒否するよう要請があったとのこと。
「 彼とは個人的に話をして、買取オプションを行使しないよう頼んできたよ。彼の意思と反して行使しては意味がない。彼に確固たる地位を与えることができないなら、4200万ユーロを使って獲得する意味はない。彼は全ての試合に出場することを求めていた。しかし、それは保障されていない 」
選手側からの意向により、完全移籍への道が絶たれたと説明するルンメニゲCEO。
これにより、今季終了後にレアル・マドリー復帰が確定。
ただ、ハメスにマドリーでプレーするポジションは用意されていない。
今夏、完全移籍での退団が求められることなる。
すでに、ハメスの去就にはユヴェントスやナポリなどイタリア勢が関心を示しており、今後の展開に注目が集まるところだ。
バイエルン・ミュンヘン
ハメス・ロドリゲスの退団が決定へカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、
選手からの要請で買取オプションの未行使を決定と説明https://t.co/DsLxEV8l3q— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 5, 2019