バルセロナ所属のFWウスマン・デンベレ。バイエルン・ミュンヘンがデンベレ獲得に興味を示しているようだ。
今季限りでフランク・リベリとアリエン・ロッベンのクラブ退団が決定するバイエルン。
代役探しに奔走しており、これまでマンチェスター・シティ所属のレロイ・ザネ獲得に注力していた。
だが、シティの抵抗は激しく要求する移籍金を用意できない。
頼みの綱であったザネも、当初移籍を示唆していたものの、ここにきて残留し契約延長の可能性が。
理想的な人材確保を逃すこととなったバイエルンは、新たにバルセロナで急成長を遂げるデンベレをリストアップしたようだ。
報道によると、バイエルンのハサン・サリハミジッチSDがデンベレの代理人と接触。
今夏の移籍の可能性について問い合わせたと見られている。
デンベレは、ブンデスリーガでのプレー経験をもち、バルセロナの左サイドのポジションをフィリペ・コウチーニョと争っている。
規律面で大きな問題を抱えるが、ピッチ上でのプレーは特大でバルセロナの中で今季大きく飛躍した選手の1人だ。
バイエルンにとって、ドイツでの経験を持つデンベレの存在は色濃く写っているだろう。
ただ、問題は獲得に必要は移籍金だ。
バルセロナはデンベレ獲得の際、ドルトムントに移籍金1億5000万ユーロを支払っている。
今夏の移籍となれば、投資資金回収に動くことは間違いなくバイエルンが満額準備できるかどうかが焦点となる。
デンベレがバルセロナで見せたパフォーマンス以上のものをバイエルンで見せるのであれば、高額な移籍金の投資も悪くない。
バルセロナは、今夏にパリ・サンジェルマン所属のFWネイマール復帰の可能性を模索しており、デンベレに好条件のオファーが届けば躊躇なく売却に動くだろう。
問題は移籍金だ。
バイエルンは、今夏の補強で1人の選手に投資する移籍金の上限額を8000万ユーロに設定すると公式表明を行っている。
ザネの取引が決定しなかったのは、移籍金が原因とも。
バイエルンが独自に設定したルールを押し通すこととなれば、デンベレ獲得交渉も確実に失敗することは間違いない。
健全なクラブ運営を指針とするバイエルンだが、デンベレ獲得に対してどのような答えを準備しているのだろうか?注目だ。
バイエルン・ミュンヘン
バルセロナ所属のFWウスマン・デンベレ獲得に関心https://t.co/q1irt7Llr1— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 26, 2019