
エヴァートン所属のMFロス・バークリー。今夏の移籍市場でトッテナムが獲得に興味を示している。
昨季を終了した時点で、移籍の可能性を示唆したバークリー。
トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督がバークリー獲得を熱望。
一方で、ロナルド・クーマン監督も『 彼は今夏に100%ここをさるだろう 』とコメントし移籍の可能性を示唆。
だが、エヴァートンはバークリーの移籍に3500万ポンドのオファーを求めており、トッテナム側はこの金額に難色を示している。
移籍の可能性を示唆したクーマン監督だが、改めてバークリーの去就について次のようなコメントを残している。
「 ロス・バークリーのテーブルにはオファーが来ていないよ。つまり、エヴァートンに留まることになるということだ。彼は1年間の契約があり、オファーはない。彼は若くて上手い英国の選手だから、クラブはオファーを受け入れないだろうね。もし誰かがロスを買おうと思えば、それは大きな契約になるだろう。設定した金額を満たすオファーがなければ、彼は残留してチームの一員になると思う。私は全ての選手のすべての個人的な野心を尊重しているんだ。それでも、彼はエヴァートンで良い意味で、チームとトレーニングの一部として頑張っているよ 」
イングランド・サッカー協会は、リーグ戦を戦うクラブに対し“ ホーム・グロウンド・ルール ”を導入している。
イングランド代表クラスの選手の需要は高く、バークリーの移籍金は決して高いものではないと考える。
トッテナムは、この夏DFカイル・ウォーカーをマンチェスター・シティへ売却しており、資金に問題はない。
とはいえ、右サイドバックに大きな穴が開いたわけであり、同ポジションの補強も必須。
そう考えると、トッテナムの財政を鑑みるとシティから受け取った5000万ポンドだけではマーケットを渡り歩くのは厳しいといのが現実なのかもしれない。