パリ・サンジェルマン所属のMFユリアン・ドラクスラー。トッテナムがドラクスラー獲得を検討しているようだ。
トッテナムは、先日MFクリスティアン・エリクセンが移籍を示唆するコメントを残した。
エリクセン残留が基本路線のトッテナムだが、現在契約延長交渉は停滞しており解決の糸口は見えていない。
選手側が要求するチームトップクラスのサラリーがネックとなり、契約更新に至っていないのが現状だ。
そして、エリクセンが今夏にステップアップに向けた移籍を示唆したことで、マーケットが大きく動いた。
去就に関心を示す、レアル・マドリー移籍に向け大きく動き始めている。
トッテナムは慰留に全力だが契約更新に失敗した場合、来夏にはフリートランスファーでの移籍が確実。
移籍金ゼロでの放出を避けたいトッテナムが、他クラブとの移籍交渉の席に着く可能性は十分にある。
エリクセン退団を視野に入れ、後任人事に急ぐトッテナムは、パリSG退団が既定路線とされるドラクスラーをリストアップ。
今季、リーグ戦で31試合に出場し3得点8アシストを記録。
だが、トーマス・トゥヘル監督のファーストチョイスではなく、途中出場も多かった印象だ。
パリSG側は、すでにドラクスラー売却に向け動いており、獲得に関心を示すクラブを広く募っている。
ドラクスラーの市場価値は推定3500万ポンド程度。
トッテナムにとって、この移籍金がネックとなるかもしれない。
今夏にマウリシオ・ポチェッティーノ監督と新契約を締結したいトッテナム。
ポチェッティーノ監督が高く評価するベティス所属のMFジオバニ・ロ・チェルソ獲得を目指している。
すでに、移籍金6200万ポンドのオファーを提示したものの、交渉は不成立。
さらなる増額も辞さない構えであり、予定以上の高額な投資となる可能性もある。
ロ・チェルソ獲得に巨額投資となった場合、ドラクスラーへ充当できるだけの資金は残らない可能性は高い。
1年半にもわたり戦力補強を見送り続けてきたトッテナム。
スタジアム建設問題は一応解決し、今夏の移籍市場での戦力補強は確実だと言われている。
果たして、パリSG退団濃厚のドラクスラーを獲得することができるのか注目だ。
トッテナム
パリ・サンジェルマン所属のMFユリアン・ドラクスラー獲得に関心https://t.co/BJnCwpU6Ku pic.twitter.com/4mX0UXHHUs— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 8, 2019