チェルシー、セビージャからDFクンデ獲得で口頭合意へ…

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 チェルシーが、セビージャ所属のDFジュール・クンデ獲得に関心を示している。
 今季終了後にDFアントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセン両選手の退団が決定的なチェルシーは、最終ラインの補強に注力している。

 

 そこでリストアップされたのが、昨年夏から関心を示していたクンデだ。
 昨年夏の移籍市場でもセビージャに対しクンデ獲得オファーを提示したが、セビージャが最後まで首を縦に降らなかったため交渉は破断。

 

 しかし、チェルシーはクンデ獲得は諦めておらず、今夏の獲得実現に向け交渉を続けている。
 報道によると、チェルシーはクンデ側と交渉を行い昨年に続き個人合意を取り付けたようだ。

 

 今後、同選手の移籍交渉はクラブ間交渉に移されることになる。
 チェルシーの思惑は、クラブ買収交渉に決着がつき次第、正式に獲得オファーを提示し交渉合意を取り付ける考えだ。

 

 昨年夏は、3度にわたるオファーを提示したもののセビージャは全てのオファーを拒否。
 しかし、今夏は状況が少し異なるようだ。

 

 セビージャは今季終了までに3800万ポンドの資金を調達する必要があり、主力選手売却は避けられない状況。
 より高値での売却が期待できるクンデを売約し不足分を回収する計画が浮上しており、チェルシーからのオファーを受け入れる用意がある模様。

 

 現状を受け、セビージャはクンデ移籍交渉で推定5900万ポンド前後の移籍金をチェルシーに求めるという。
 クンデ獲得、チェルシーのクラブ買収いずれもデットラインは決まっている。

 

 この交渉は、チェルシーのクラブ買収が完了しない限り前に進むことがないため、セビージャは他クラブからのオファーを検討することも視野に入れていることは間違い無いだろう。
 2年間にわたりクンデの動向を追い続けてきたチェルシー。

 

 相思相愛の選手を獲得できる最大のチャンスであることは間違いないが、思わぬところに障害があり無事交渉を終わらせることができるのか注目が集まる。

 

 

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