バイエルン・ミュンヘンは、昨季レンタル契約で加入していたMFフィリペ・コウチーニョの退団を発表した。
バイエルンとバルセロナの現行契約は、買取オプションが付与されていたものの高額な移籍金に難色を示すバイエルンが、オプション行使見送りを決断し選手のクラブ退団を発表した。
2019年夏に1年間のレンタル契約でバルセロナからバイエルンへ新天地を求めたコウチーニョ。
バイエルンでは、公式戦38試合に出場し11得点9アシストを記録する活躍を披露。
完全移籍への道も開けたかに思われたが、バルセロナが要求する高額な移籍金と、今夏の移籍市場でマンチェスター・シティからFWレロイ・サネを獲得したこともあり、バイエルンがオプション行使を断念。
保有権を持つバルセロナへ復帰することになった。
コウチーニョのクラブ退団発表でバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは次のようなコメントを残している。
「 我々はコウチーニョに感謝したいと思う。彼の創造性と優れた技術力で、彼は3冠達成のシーズンを盛り上げた 」
バルセロナへ復帰を果たすことになったコウチーニョだが、クラブでプレーするポジションは用意されていない。
クラブ側は、補強資金捻出に向け今夏の移籍市場での売却を目指しており、アーセナルなど古巣プレミアリーグの複数のクラブがコウチーニョ獲得に関心を示していると伝えられているが果たして。
バイエルン・ミュンヘンがMFフィリペ・コウチーニョのバルセロナ復帰を発表https://t.co/haB8WOixJq
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) September 3, 2020