今季限りでアトレティコ・マドリーからの退団を発表したFWアントワーヌ・グリーズマン。移籍先の最有力候補として噂されてきたのがバルセロナだ。
バルセロナ
アトレティコ・マドリー所属のFWアントワーヌ・グリーズマン獲得交渉から撤退?高額な年俸がネックhttps://t.co/n5YH0plpZS
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 31, 2019
だが、報道によるとグリーズマンのバルセロナ移籍の可能性は消滅しかけていると言う。
グリーズマンに設定された契約解除金は2億ユーロ。これが、7月1日から1億2000万ユーロまで減額されることで、獲得を画策するクラブにとって有利な条件に。
ただ、問題は移籍金よりも選手が受け取る高額なサラリーにあると言う。
グリーズマンは、現在アトレティコから推定1700万ユーロのサラリーを受け取っているとのこと。
バルセロナにとって、この年俸の負担は大きなリスクと考えている様子。
今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン所属のFWネイマール獲得に現実味が帯び始め、これにグリーズマンが加わることとなれば強力なスカッドを構築は間違いない。
ただ、これだけの選手を取りそろえればUEFAが施行するFFPの問題は決して無視できない。
すでに、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、グリーズマン獲得に対する興味を失っているとのこと。
いち早く、アトレティコ退団を表明したグリーズマンだが、マーケット開幕前に移籍有力と伝えられたクラブからそっぽを向かれ、新天地は一体どこになるのか注目だ。