アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、MFジャック・ウィルシャーの退団を許可したいようだ。
昨季、ボーンマスへレンタル契約で移籍していたウィルシャー。
シーズン終盤こそ負傷離脱したが、プレミアリーグで29試合に出場し2ゴールをマークする好パフォーマンスを披露。
その片鱗を見せつけたウィルシャーだが、アーセナルとの現行契約が2018年に満了を迎えるが、クラブのラストシーズンを迎えることができない可能性が高まっている。
ヴェンゲル監督は、この下部組織祭優良株のウィルシャーを新シーズンの構想に含めていないと判断。
「 まだ最終決定ではないんだ。どこかでチャンスを得て欲しいと考えている。もう少し考える必要がある。彼がチームに戻ってきた時、一緒にトレーニングをした後に座って今後のことを少し話したよ 」
「 彼を若い頃から知っている。彼のキャリアのために全ての道を閉ざすことはできない。ウィルシャーはレギュラーとしてプレーする必要があり、それができるチームへ行くことも一つの手だ 」
こう発言し、ウィルシャー退団の可能性を示唆したヴェンゲル監督。
ウィルシャーが移籍リストへリストアップされた時点で、プレミアの中位を争うクラブやイングランド国外のクラブが獲得の可能性を探るだろう。
イングランドを代表する“ ガラスのエース ”は、新シーズンをどのクラブで迎えることとなるのだろうか?