バルセロナに2億2200万ユーロという巨額のマネーを起きパリ・サンジェルマンへと移籍したFWネイマール。
このブラジル代表FW退団で大きな戦力ダウンを受け入れることとなったバルセロナは、同選手の後釜確保に急いでいる。
報道によると、ユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラ獲得に関心を示している。
バルセロナは、ユヴェントスからディバラを引き抜くべく、移籍金1億4000万ユーロのオファーを準備しているという。
ユヴェントス側は、ディバラの売却を頑なに否定しているが、バルセロナが準備する破壊的なオファーをどう受け取るか注目だ。
だが、マーケット残り1ヶ月を切った現状で、ディバラという攻撃陣の中心選手の売却はユヴェントスにとってリスクは高い。
昨年夏に、マンチェスター・ユナイテッドにMFポール・ポグバの売却を決断したケースでも、マーケット開幕前から虎視眈々にポグバ退団の青写真を描き即戦力級の選手と接触を続けてきた。
だが、今回はケースが異なる。マーケット開幕当初こそレアル・マドリーから巨額のオファーが届いていたが、これを完全に無視し続けてきたユヴェントス。
アンタッチャブルな存在であり、マーケットにディバラの代役を務めることができる選手が不在であることも大きく関係しているだろう。
あくまでバルセロナのファーストチョイスはリヴァプール所属のMFフィリペ・コウチーニョだ。
ディバラは第3のターゲットと見て間違いなく、コウチーニョ、そしてボルシア・ドルトムント所属のFWウスマン・デンベレだ。
コスパに最も優れているのはデンベレであり、選手本人もスペイン挑戦に意欲を見せている。
だが、いずれの選手も所属クラブが徹底抗戦の構えを見せており、バルセロナにとって苦しい交渉が強いられることに。
果たして、ネイマールという大きな柱を失ったバルセロナは、代役にどこの誰を迎えることとなるか注目が集まりそうだ。