インテルがラキティッチ獲得に本腰、焦点はバルセロナが要求する高額な移籍金

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 バルセロナ所属のMFイヴァン・ラキティッチ。インテルがラキティッチ獲得に向け本腰を入れているようだ。

 

 

 

 

 ラキティッチは、今夏の移籍市場でバルセロナからの移籍を検討している。
 これは、今夏にクラブがアヤックス所属のMFフレンキー・デ・ヨング獲得を決め、更にパリ・サンジェルマン所属のMFアドリアン・ラビオ獲得の可能性が高まっていることからだ。

 

 中盤の世代交代を推し進めるバルセロナ。
 デ・ヨング、ラビオのダブル獲りが決定した場合、ラキティッチの出場機会は限定されることは間違いないだろう。

 

 現状を受け、ラキティッチも今夏の移籍を検討。
 今夏の移籍市場で中盤の補強を目指すインテルが、ラキティッチに急接近しているようだ。

 

 インテルは、昨年夏にレアル・マドリー所属のMFルカ・モドリッチ獲得を目指し接触を続けていた。
 だが、移籍交渉は難航。

 

 モドリッチは移籍を懇願したものの、マドリーは売却を最後まで拒否し、高額な移籍金もネックとなり最終的に交渉は破断。
 今冬あたりまで、インテルはモドリッチ獲得の可能性を探っていたが、モドリッチ側がマドリーとの契約延長を模索していることなどを理由に、獲得から撤退し新たなターゲットを模索していた。

 

 そんな中、浮上したのがモドリッチと同じクロアチア代表で活躍するラキティッチだ。
 攻守共に運動量豊富で、司令塔としての動きも期待できる。

 

 トップ下の補強を進めるインテルにとって、守備力も期待できるクロアチア代表MFの補強は理想的かもしれない。
 すでに、バルセロナに対し移籍金3500万ユーロの3年契約の条件を提示。

 

 ただ、バルセロナは4500万ユーロの移籍金を求めており、交渉成立に向け大きな溝が横たわっているのが現状だ。
 移籍実現に向け交渉を進めるインテルだが、選手側は厳しい姿勢を見せている。

 

 ラキティッチの代理人を務めるアルトゥーロ・カナレス氏は、ラキティッチの移籍報道について『 イヴァンがこの夏にスペインを去る場面を見るのは不可能だ 』とコメント。
 今季終了時点で31歳を迎えているラキティッチ。

 

 クラブとの現行契約は2021年まで残している。
 今夏にクラブ側が世代交代に向け大きく踏み切った場合、移籍を検討しなければならないだろう。

 

 去就が注目されるラキティッチ。
 果たして、インテルは同選手獲得を実現させることができるのだろうか?

 

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