チェルシー所属のFWロメル・ルカク。アトレティコ・マドリーがルカク獲得に関心を示しているようだ。
昨年夏、インテルからチェルシーへ新天地を求めたルカク。
チェルシーは、ルカク獲得にクラブ市場最高額となる9750万ポンドの移籍金を投資。
インテルで魅せていたパフォーマンスを新天地でも期待されたが、不安定な状況が続き周囲が満足できるだけの結果を残せていないのが現状。
報道によると、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督がるかくを高く評価し獲得を希望しているという。
しかし、ロシアのウクライナ侵攻により、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏に制裁が下され、チェルシーは選手の売買も不可能となった。
アブラモビッチ氏は、クラブ売却を宣言し新たなオーナーを探しているのが現状。
チェルシーはクラブの状況が大きく変化することは間違いなく、主力選手流出の可能性も無視できない。
2度のプレミアリーグ挑戦が失敗に終わったルカク自身、環境の変化を望んでいればアトレティコへの移籍の可能性は考えられなくもない。
なによりシメオネ監督が思考するスタイルにフィットしやすいとも考えられ、インテルで魅せていたパフォーマンスの再来の可能性も。
問題は、チェルシーを取り巻く情勢と獲得に必要な移籍金だろう。
チェルシーは、るかくを獲得した際に投資した9750万ポンドの移籍金の回収を望むだろう。
ルカク獲得に向けアトレティコがチェルシーが要求する条件満額の資金を用意できるかが交渉の行方を左右することになるだろう。
アトレティコ・マドリー
チェルシー所属のFWロメル・ルカク獲得に関心https://t.co/UEP0P2GX4V— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 11, 2022