移籍報道が一転、マルシャルがユナイテッドと契約延長か?

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 マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアントニー・マルシャル。今夏の移籍市場では放出候補筆頭とされてきたマルシャルが、一転してクラブと新契約を締結する見通しとなったようだ。

 

 移籍濃厚とされた事の発端は、ジョゼ・モウリーニョ監督との確執。
 必要以上に選手を冷遇し売却を求めたモウリーニョ監督とマルシャルの関係は修復不可能な状況にまで陥ったと言われてきた。

 

 だが、今回新たに伝えられた情報によると、マルシャルはユナイテッドから提示される新契約への準備を進めているという。
 クラブが契約延長を決断した一つの要因に、同選手のパフォーマンスの向上にあるという。

 

 直近のリーグ戦2試合で3得点と活躍。
 一方で、昨冬の移籍市場でアーセナルから獲得したFWアレクシス・サンチェスの精彩を欠いており売却の可能性が伝えられている。

 

 両ウイングを一度に手放すことは最善の選択ではないことは、クラブ側も理解している。
 徐々に復調傾向のマルシャルと新たな契約を締結することをクラブは決断したとみられているのだ。

 

 現在22歳のマルシャル。リヨンの下部組織主審選手で、2013年夏にASモナコへ加入。
 モナコで大きく飛躍し2015年夏にユナイテッドへ4年契約に1年間の延長オプションが付与された形で加入していた。

 

 加入初年度からスタメンとして活躍したマルシャル。
 ポテンシャルの高さを見せつけ、リーグ戦で31試合に出場し11ゴールを記録。

 

 プレミアリーグ初挑戦ながら大きな結果を残し、ユナイテッドの将来は安泰だ、
 昨季、リーグ戦で30試合に出場し9ゴールをマーク。

 

 ただ、ジョゼ・モウリーニョ監督との関係悪化は避けられず、この夏の移籍も有力視されていたが、買い手が付かずクラブ残留。
 欧州のビッグクラブが熱視線を送り続けるマルシャルだが、果たしてこのままクラブと新契約を締結することとなるのか注目が集まりそうだ。

 

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