アーセナル所属のジャック・ウィルシャー。今冬の移籍市場で去就が注目されるウィルシャーだが、クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が同選手の去就について口にした。
「 彼はチームに残りたいと言っている。金銭面で双方が納得できれば、すぐにでも彼は契約を更新してくれるだろう 」
すでに、アーセナルとウィルシャーの間では具体的な契約交渉が行われているという。
ウィルシャー自身もアーセナル残留を切に願っており、交渉の行方に注目が集まっている。
近年、負傷に悩まされ続けてきたアーセナルの“ ガラスの天才 ”。
下部組織史上最高の逸材であることは間違いないウィルシャーだが、出場機会の少なさから移籍の可能性が常に噂され続けている。
ウィルシャーにとっても、この冬は正念場だ。メスト・エジル、アレクシス・サンチェスの2枚看板に移籍が噂され、ウィルシャーにとってこの地殻変動は大きなチャンス。
ウィルシャーが有するポテンシャルは当然高いが、問題はフィジカルコンディション。
怪我に強い体さえ作ることができれば、今後数年アーセナルで絶対的エースとして君臨することができる。
シーズン中盤に差し掛かった現タイミングで好調をキープしていることは、大きな利点だろう。
ヴェンゲル監督が示唆する通り、両者が金銭面で合意さえすれば、今後もクラブに残留しチームの中心選手として活躍し続けることとなると考えるのだが。