パリ・サンジェルマンのオーナー会社、イングランド2部クラブを買収か?

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 パリ・サンジェルマンのオーナー会社であるカタール・スポーツ・インベストメント( QSI )が、イングランド2部チャンピオンシップのクラブ買収を試みているようだ。

 

 

 

 

 圧倒的な財力で2011年にパリSGを買収したQSIは、欧州を代表する屈指の強豪クラブへと成長を導いた。
 さらなる発展を目指すQSIは、リーグ・アン以上の規模をもつイングランドリーグ挑戦の可能性を探っている。

 

 すでに、買収可能なクラブを複数リストアップし、イングランドリーグ挑戦の可能性を模索。
 QSIにとって、理想的なクラブの条件は、潜在的かつ確固たるファン層をもつクラブだという。

 

 すでに、買収先として3つのクラブをリストアップ。
 リストアップされたのが、アストン・ヴィラ、ノッティンガム・フォレスト、クイーンズ・パーク・レンジャーズだという。

 

 収支の規模を考えると、プレミアリーグ昇格の可能性がある2部リーグのクラブはQSIにとって大きな魅力。
 中国企業“ 福星国際 ”に買収され、昨季チャンピオンシップを圧巻しプレミアリーグで台風の目として活躍するウルヴァーハンプトン・ワンダラーズはパリSGにとって、良いモデルケースとなるだろう。

 

 買収に向け資金面での問題はないものの、UEFAのルールが大きなネックとなる可能性はある。
 UEFAは、同一オーナーによるUEFA主催の大会参加を禁止している。

 

 唯一の打開策は、今季ヨーロッパリーグ・グーループステージで同一グループで対戦した“ レッドブル ”グループのRBライプツィヒとザルツブルクのように、異なる経営母体で運営されること。
 サッカービジネスのマーケットとしては、リーグ・アン以上の規模を誇るプレミアリーグ。

 

 QSIにとって、収支としての旨味や投資先としてのメリットを考えれば、イングランドリーグは魅力的だろう。
 買収先の有力候補は、一時の熱から冷めた感のあるQPRあたりが狙い目か?

 

 世界のサッカービジネス、欧州サッカーを牽引するイングランドリーグだけに、パリSGを一躍トップクラブへ導いたQSIが参戦することになれば、経営母体の大きな変更という可能性も考えられるが果たして。

 

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