パリ・サンジェルマンのオーナー会社であるカタール・スポーツ・インベストメント( QSI )が、イングランド2部チャンピオンシップのクラブ買収を試みているようだ。
パリ・サンジェルマンのオーナー、カタール・スポーツ・インベストメント
イングランド2部のクラブ買収を検討へターゲットは、
・アストン・ヴィラ
・ノッティンガム・フォレスト
・クイーンズ・パーク・レンジャーズをリストアップ
UEFAの規定上、運営方法が注目https://t.co/bnXkt3xc45
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 12, 2019
圧倒的な財力で2011年にパリSGを買収したQSIは、欧州を代表する屈指の強豪クラブへと成長を導いた。
さらなる発展を目指すQSIは、リーグ・アン以上の規模をもつイングランドリーグ挑戦の可能性を探っている。
すでに、買収可能なクラブを複数リストアップし、イングランドリーグ挑戦の可能性を模索。
QSIにとって、理想的なクラブの条件は、潜在的かつ確固たるファン層をもつクラブだという。
すでに、買収先として3つのクラブをリストアップ。
リストアップされたのが、アストン・ヴィラ、ノッティンガム・フォレスト、クイーンズ・パーク・レンジャーズだという。
収支の規模を考えると、プレミアリーグ昇格の可能性がある2部リーグのクラブはQSIにとって大きな魅力。
中国企業“ 福星国際 ”に買収され、昨季チャンピオンシップを圧巻しプレミアリーグで台風の目として活躍するウルヴァーハンプトン・ワンダラーズはパリSGにとって、良いモデルケースとなるだろう。
買収に向け資金面での問題はないものの、UEFAのルールが大きなネックとなる可能性はある。
UEFAは、同一オーナーによるUEFA主催の大会参加を禁止している。
唯一の打開策は、今季ヨーロッパリーグ・グーループステージで同一グループで対戦した“ レッドブル ”グループのRBライプツィヒとザルツブルクのように、異なる経営母体で運営されること。
サッカービジネスのマーケットとしては、リーグ・アン以上の規模を誇るプレミアリーグ。
QSIにとって、収支としての旨味や投資先としてのメリットを考えれば、イングランドリーグは魅力的だろう。
買収先の有力候補は、一時の熱から冷めた感のあるQPRあたりが狙い目か?
世界のサッカービジネス、欧州サッカーを牽引するイングランドリーグだけに、パリSGを一躍トップクラブへ導いたQSIが参戦することになれば、経営母体の大きな変更という可能性も考えられるが果たして。