チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督。クラブは、今季終了後にコンテ監督と袂を分かち、カルロ・アンチェロッティ氏を次期監督に迎えることを画策しているようだ。
昨季、就任初年度でプレミアリーグ制覇を成し遂げたコンテ監督。
今夏の移籍市場で大型補強を断行したチェルシーだが、プレミアリーグ第9節を終了した時点で4位に位置している。
首位を走るマンチェスター・シティとの勝ち点差は“ 9 ”と大きく離れ、シーズン後半に向けどのように帳尻を合わせるかが注目されている。
チェルシーとコンテ監督の現行契約は2019年に満了を迎える。
今季、突如として露呈したコンテ監督とチェルシーの確執。
一時は和解したとされる両者だが、根深い遺恨が残っていることは間違い無いだろう。
これらの現状を受け、クラブ首脳陣は09-10シーズンから2年間チェルシーを率い、就任初年で国内2冠を達成したアンチェロッティ氏を高く評価しており、復帰を熱望しているという。
今季途中に成績不振を理由にバイエルン・ミュンヘンの指揮官を解任されたアンチェロッティ氏。
アンチェロッティ氏は、プレミアリーグ復帰を画策している。
今季終了後までの時間は休養にあてることを示唆している。
何れにしても来季、監督業復帰を示唆しており、古巣チェルシー復帰が実現することとなるか注目が集まる。
なお、アンチェロッティ氏にはエヴァートンやクロアチア代表、中国スーパーリーグの複数のクラブが招聘を画策しているが、同氏がどのような選択をすることとなるか注目が集まりそうだ。