チェルシー所属のGKティボー・クルトゥワ。今夏の移籍市場でレアル・マドリーから関心を集めるも、最終的にクラブに残留したクルトゥワ。
だが、選手本人はスペイン復帰の可能性を探し続けていたようだ。
マドリーは、来夏の移籍市場に向け新守護神の補強を画策している。
現在、正守護神を務めるGKケイラー・ナバス。31歳を迎え円熟したシーズンを過ごすものの、シーズンを通した小さく無いミスが連発。
ジネディーム・ジダン監督監督からは一定の評価を得ているナバスだが、クラブフロントは同様の意見にない。
マドリーのフロントが、この夏にクルトゥワの他、マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘア獲得に向け具体的な動きを披露。
だが、このオペレーションは最後まで成立することはなくマーケットへは閉幕。
クルトゥワ、デ・ヘア移籍オペレーション失敗を受け、マドリーはアスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ獲得に動くなど、若き逸材の発掘に余念がない。
そんな中、突如として伝えられたのがクルトゥワがチェルシー側の契約延長オファーを拒否したのではないかという報道。
夏のマーケットでスペイン復帰を画策していたとされているクルトゥワ。
“ 白い巨人 ”への加入は未だ諦めていないとみられる。
チェルシーとクルトゥワの現行契約は2019年に満了を迎える。
夏に伝えられたマドリーからの関心を受け、若いベルギー代表守護神の流出を阻止すべく、新契約のオファーを用意。
だが、チェルシーのオファーはクルトゥワを説得させるだけのものではなかったようだ。
プレミアリーグでのプレーに満足しているものの、大きなるステップアップを求めるクルトゥワは、マドリー移籍に向けた千載一遇のチャンスを逃すことは選択肢にない。
フロレンティーノ・ペレス会長は、チームの骨格をスペイン人選手で構築することを画策。
現時点では、若きスペイン代表であるケパ・アリサバラガ獲得にプライオリティを置いているとみられるが、ビルバオとの契約の見直しも噂されており、今後の動きに大きな注目が集まることとなりそうだ。