インテルを率いるアントニオ・コンテ監督。クラブは、双方合意のもとでコンテ監督との契約を解除したことを発表した。
この発表を受け、かねてから噂されていた指揮官退任が正式決定。
2019年夏にインテルと3年契約で合意し指揮官に就任したコンテ氏。
就任初年度となる19-20シーズンはリーグ2位とヨーロッパリーグ準優勝へに導いた。
昨夏に大型補強を行い、今季の戦いに挑んだインテルは11年ぶりとなるセリエA制覇を達成。
来季、チャンピオンズリーグでの躍進が期待されたインテルだが、優勝決定から約3週間で指揮官の退任が決定した。
コンテ監督退任の要因は、今夏の補強方針を巡って双方意見の相違があった模様。
インテルは、今夏の移籍市場で数名の選手を売却し8000万ユーロを確保する必要がある模様。
この数字を実現させるためには、数名の主力選手売却は必須でありコンテ監督はこの方針に同意することができなかったようだ。
コンテ監督の退任を発表したインテルは、『 インテルの19回目のスクデット獲得を達成したアントニオの並々ならぬ尽力に感謝します。アントニオ・コンテは永遠にクラブの歴史の一部として残ります 』とコメントを残した。
なお、インテルは後任候補にシモーネ・インザーギ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏らがリストアップされているという。
インテル
アントニオ・コンテ監督退任を発表https://t.co/90kSrDxRZ4— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 26, 2021