チェルシー、ついにコンテ監督と決別か? 後任にはアンチェロッティ氏復帰を模索

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

 

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、今季終了後にクラブを退任する可能せがあるようだ。
 先日、コンテ監督の退任の可能性が伝えられたばかりだが、ついにこの報道が現実となるかもしれない。

 

 昨年冬の移籍市場で中国スーパーリーグのクラブから破格のオファーを受け、移籍に大きく傾いたFWジエゴ・コスタ。
 最終的に、これに怒りを覚えたコンテ監督が、D・コスタを構想外に。

 

 今季、チームへの帯同すら許さず、D・コスタを冷遇し続けてきた。
 その後、多くの問題を抱えながら古巣アトレティコ・マドリーへの復帰が決定。

 この態度に不満を抱いたのがクラブだ。一説によるとロマン・アブラモビッチ会長との摩擦が報じられ、大きな問題にまで表面化。

 

 昨年夏にチェルシーの指揮官に就任したコンテ監督。自身が求めた戦力を用意することができず、苛立ちの姿勢を見せたものの就任初年度でプレミアリーグ優勝という結果を残した。

 

 この夏にも戦力補強を巡りクラブと衝突したばかりのコンテ監督だが、先日行われたリーグ第7節のマンチェスター・シティ戦で完敗。
 優勝争いすべくクラブに敗退したことで、首位と勝ち点差6開けられ4位と苦しいスタートとなっている。

 

 後半戦、いかにしてチームを立て直すことができるか注目が集まるが、ゴールを量産しチームを牽引するパフォーマンスを披露したFWアルバロ・モラタがハムストリングを負傷し長期離脱が確定。

 

 ピッチ内外の問題が表面化しつつある現状に、コンテ監督は『 今後もし素晴らしい思い出を集めることが出来れば確実にイタリアに戻るだろう 』と意味深コメントを残した。

 

 すでにチェルシーのフロントとは修復が難しいほどの確執が生まれているとされており、今季終了後の退任は既定路線とみられている。

 

 チェルシーは、早くもコンテ監督の後任人事に着手している。
 過去チェルシーで指導経験があり、先日バイエルン・ミュンヘンの指揮官を解任されたカルロ・アンチェロッティ氏をリストアップしていると伝えられている。

 

 果たして、チェルシーは結果を残しつつも多くの問題を抱えるコンテ監督と袂を分かち、新指揮官招聘を決断することとなるのか注目が集まりそうだ。

LINEで送る
Pocket