ポルティモネンセ所属のMF中島翔哉。カタール強豪のアル・ドゥハイルへの移籍が決定的となったようだ。
ポルティモネンセ所属のMF中島翔哉
カタールのアル・ドゥハイル移籍濃厚へ
今夏にパリ・サンジェルマン移籍の可能性もhttps://t.co/xMioCuRcGi— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 30, 2019
ポルティモネンセを率いるアントニオ・フォリャ監督が中島の去就について『 ナカジマはもうポルティモネンセのプレーヤーではない。彼は売却された 』とコメント。
今冬の移籍市場でプレミアリーグ移籍が伝えられてきた中島。
クラブが設定した3500万ポンドの高額な移籍金がネックとなり交渉は破談。
残留の可能性も伝えられてきたがマーケット終盤にカタール移籍が大きく報じられてきた。
アル・ドゥハイルは、中島獲得に向け3500万ユーロの移籍金を支払うことでポルティモネンセと合意。
選手は、年俸350万ユーロが支払われることになるという。
日本人選手期待の星がサッカー後進国であるカタールへ新天地を求めることは、キャリアを考える上で大きなステップダウンにつながることは間違いない。
ただ、この交渉の裏に存在するのがパリ・サンジェルマンだ。
アル・ドゥハイルのオーナーは、パリSGの会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏。
報道によると、中島は今夏の移籍市場でパリSG移籍が噂。
パリSGがかかるFFPの問題をクリアするための動きだとも見られている。
仮に、今夏に中島がパリSGへ新天地を求めることになったとしても大きすぎる問題は残る。
ステップアップ感は強いものの、出場機会が与えられるかどうかが疑問。
パリSGには、中島が得意とするポジションにビッグネームを多く抱えている。
数名の選手に移籍の噂も伝えられているが、クラブ側は現スカッド維持に注力しているのは事実。
トーマス・トゥヘル監督就任以降、クラブの体質がどのように変化していくかは不透明だが、パリSGは若手選手育成は苦手としている感もある。
そして、パリSG加入以降の次のステップが見えなくなるのも中島にとってはマイナス。
中島のカタール、そしてパリSG移籍は大きなステップダウンの予見は付きまとう。
日本の星として期待が寄せられる中島。今回の移籍が今後のキャリアにどのような影響を与えることとなるのか注目だ。