レアル・マドリーがチェルシー所属のMFエデン・アザール獲得を画策
今冬の獲得を目指す…選手本人もマドリー移籍の可能性について言及
率直に、今冬の獲得は難しい…本当に必要なら、来夏が妥当かな?
両クラブが抱える問題を考えると…https://t.co/T4fommZVjC— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) October 9, 2018
レアル・マドリーが、今冬の移籍市場でチェルシー所属のFWエデン・アザール獲得を画策しているようだ。
直近4試合で勝利から遠ざかるマドリー。
特に問題視されているのが、無得点のゲームの多さだ。
この夏、ユヴェントスへ新天地を求めたFWクリスティアーノ・ロナウドの穴が埋めきれていないと現地メディアでは伝えており、クラブ首脳陣は打開策にアザール獲得を模索しているという。
今夏の移籍市場でもアザール獲得に動いたマドリー。
チェルシーと接触したものの、推定2億ユーロを超える条件を突きつけられ、同時に選手を説得することができず交渉は破談。
来夏に再び接触を図るべく準備を進めていたところだ。
クラブ首脳陣は、今季の思わぬ不振によりアザール獲得を半年間前倒しし交渉に全力を注ぐことを決断しているのかもしれない。
直近の報道では、アザール自身がマドリー移籍に前向きであることが報じられ、クラブとの現行契約が2020年で満了を迎えること、27歳という年齢を考えると、2019年中が勝負の年になることは間違いない。
これらを受け、現地メディアではマドリーが移籍交渉を有利に進めるだろうと伝えているが、そこは簡単ではないだろう。
マウリツィオ・サッリ監督の下で、得点力に磨きがかかった感のあるアザール。
すでに、リーグ戦8試合に出場し7得点を記録し、リーグ得点王をひた走っている。
リーグ優勝、そしてヨーロッパリーグ優勝を目指すチェルシーにとって、シーズン途中に攻撃陣を牽引するエースの離脱を許す可能性は低い。
例え、破格の移籍金が突きつけられたとしても、代役確保が難しい現状を考えると。
この夏のアザール移籍オペレーションは破談に終わったものの、両クラブの関係は良好な状態に保たれている。
マドリーに唯一の可能性があるとすれば、この点だけか?
近年、冬のマーケットでビッグディールが成立する事実があることを考えると、なくはない取引とも考えることができる。
とはいえ、やはり現実を考えると来夏の移籍市場での取引が最善の選択となるような気もするのだが。