アーセナル、ローマから敏腕SDモンチ氏引き抜きが近づく

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 ローマでスポーツディレクターを務めるモンチ氏。アーセナルがモンチ氏引き抜きに力を入れているようだ。

 

 

 

 

 報道によると、モンチ氏に対しテクニカルディレクターの椅子を用意し就任の交渉を進めているという。
 アーセナルは、スカウト部門の代表を努めていたスヴェン・ミスリンタート氏が、現地時間2月8日付で退団。

 

 新たな強化担当者を探している。
 現在、モンチ氏の他にもアヤックスで幹部を務めるマルク・オーフェルマルス氏をリストアップしているという。

 

 ただ、アーセナルのファーストチョイスはモンチ氏だ。
 ローマとモンチ氏の現行契約は2020年まで。契約解除金は100万ポンド前後に設定されており、引き抜きは難しい話ではない。

 

 問題は、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンといったクラブも招聘に関心を示している点だ。
 モンチ氏自身、ローマでの挑戦を終える場合、プレミアリーグでの仕事を希望。

 

 セビージャで共に働いたウナイ・エメリ監督の存在も後押しとなるかもしれない。
 ここ数年、緊縮財政で満足に補強資金を充当することができていないアーセナル。

 

 限られた資金を将来有望な若手選手に投資し結果を残し続けてきたモンチ氏は、敏腕ディレクターと称賛されている。
 セビージャで成し遂げた実績は有名で、セルヒオ・ラモスやイヴァン・ラキティッチ、ダニエウ・アウヴェスなど多くのトップ選手の発掘に寄与したことはあまりにも有名だ。

 

 アーセナルは現在、レンタルやフリートランスファー中心の補強人事に注力しなければならいほど、補強資金は枯渇。
 かつての強豪クラブに押し上げるべく、若く将来性が期待できる人材の発掘は必須だ。

 

 エメリ監督を迎えチーム改革に邁進するアーセナルだが、この敏腕ディレクター招聘を実現させることができるか注目だ。

 

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